ファシリテーターを買って出るときのドヤ感を減らすテクニック

※3~6人程度少人数での打ち合わせ限定のテクニックです。
ファシリテーションを勉強すると、打ち合わせ中にある瞬間がやってきます。それは、「このタイミングでマーカー握ってホワイトボードの前に立っちゃう?どうする?」と自問する瞬間です。「どうせ誰もファシリやらないし、自分が買って出た方がいいだろう」という思いと、「会議を仕切る役割を買って出る、って出しゃばってない?上手くこなせるか?」という不安が交錯しますよね。(私はします。)そういった場面で、ハードルを下げつつファシリテーターを買って出るためのテクニックを紹介します。

ドヤ感を減らすにはA4用紙を活用しよう

私は会議に必ずA4用紙を20枚ほど持ち込むようにしています。そして、議論のメモを大きめに紙に書きつけるようにしています。紙は横置きにして、大きく使います。最初はあくまで、「個人的なメモ」として書き始めるのです。そして、上手くまとまってそうなら、「今までの流れって、こういうことで合ってますか?」「分からなくなったんですけど、今の話ってこういう理解でいいんでしたっけ?」とか言いながら、その紙をメンバー全員に示すのです。上手くまとまりそうになかったら出さないこともありますし、ポイントは、紙を横置きにして大きな文字・図を描くことです。その紙をみんなに見てもらうことになるので、それを見越しておきましょう。このテクニックを使うことで、「ファシリテーターを買って出た感」がグッと減ります。また、買って出ようしとして失敗したパターンでも、痛手は最小限になるというおまけまでつきます。
私はこの方法を多用しており、少人数であればホワイトボードよりも紙に書くことの方が多いです。これにはいくつかの理由があります。

少人数の会議ではホワイトボードではなく紙を使う理由

ホワイトボードより紙が好きなのは、次の理由からです。
> ホワイトボードのようにスペースの制約がない
> 文字が速くきれいに書ける
> みんなの前に立たなくてよい
> みんなで同じ紙に書き込める
> 上手くまとめられなかったらファシリテーターを買って出ない、という選択肢も残せる

さいごに

会議の発言を書き留めて共有するだけでも、議論はグッと進めやすくなります。また、ファシリテーターを買って出ると、「まとめないと!」という義務感に駆られますが、まとめられなかったら「このまとめでいいですか?」「次は○○について意見を出す、というのでどうですか?」など、メンバーに問いかけて決めさせれば良くて、それでも十分に価値ある役割を果たせるはずです。興味はあるけどなかなかファシリテーターを買って出れない若手の方、ぜひこの方法にチャレンジしてみてください。

補足

A4用紙を用いて思考をする、と言えば、赤羽雄二氏の著書『ゼロ秒思考』が抜群の教科書になります。単に個人の仕事をスピードアップするだけでなく、ファシリテーションの基礎力も格段に高まるはずです。おススメ書籍なのでぜひご一読を!

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